自律神経失調症は自律神経がストレスなどで、正常に機能しないことにより起こる様々な症状の総称です。
この自律神経は、交感神経と副交感神経という逆の仕事をする2つに分けられます。
交感神経は身体が活発に動くときに働き、副交感神経は安静にしているときに働きます。これらがお互いに身体の状態を調節していますが、バランスが崩れることがあります。原因としては不規則な生活で自律神経が興奮し続けて
しまうことや、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)などがあります。
症状として頭痛、動機、息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど多岐にわたります。
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの症状が現れることもあります。
フィジオ・リスタートにおける自律神経対応
- マスターケアを中心として脊椎に良刺激を与える(牽引刺激)
- 徒手療法で背骨を動かすことで循環改善する
- 筋膜からの介入でめまいなどを改善する
- 姿勢を改善することで自律神経の働きを向上させる
※上記の内容を各種のコンセプトを使い分け、組み合わせして対応します。
- マスターケア
- 徒手療法
- 筋膜介入
- マッケンジー法
- PNF
- リラクゼーション
脊椎(背骨)への介入によっては、自律神経系の不調を緩和させることが可能です。自律神経系が正常に
機能することでバランスよく循環を保てるわけですが、姿勢が悪い、ストレスなどが原因となって循環の
不調がおこり、組織が治ろうとする過程を著しく悪化させることがあります。自律神経系を整えることが
他の不調などの解決につながることもあります。